台風の中、産卵へ

アオウミガメは、台風の強い風や波にも耐えられる強靭な体を持ち
しばしば台風の後に沿岸に産卵にやってくることが知れています。

この時期になると、雌のアオウミガメは海岸に上陸し、砂浜に穴を掘って卵を産みます。
卵は約2か月後に孵化し、ヒナが誕生します。

しかし、台風が近づくと、アオウミガメはその季節を意識して、産卵にやってくることがあります。
台風が去った後、沿岸に残された砂の中に、アオウミガメの卵が埋もれていることがあります。

このように、アオウミガメは、自然災害にも負けずに生き残る能力を持った生き物として知られています。

今後も産卵時には報告いたしますので、あたたかく見守りください。

2023,06,02 撮影:DADA

2023,06,02 撮影:DADA

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